腰痛のためのエクササイズ
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「私のダンナは、最近よく腰痛になります。だいたいスキーをした後とか、山に行った後なので、運動に起因するのでは?と思うのですが。鍼灸院に行くと患部を暖めてもらい、鍼をうってもらっているようで、整形外科に行くとレントゲンを撮られて冷湿布をもらうみたいです。でも、原因や予防法はどちらも教えてくれないんです。何科に行けば教えてもらえるのでしょうか?」
「以前病院でヘルニアっぽいといわれたんですが、その時病院のレントゲンが壊れて詳しく調べることが出来ませんでした。今は全然腰とかは痛くないのですが、やっぱり筋力をつける方がいいのでしょうか?あれは骨の問題なのですか?」
腰痛はどこの医者にかかっても完全な治療を施してもらえるのはまだ難しいのかもしれません。
医者は基本的に(全てではありませんが)、触診やレントゲンなどで症状の現状を把握して、適切な治療方法を選択します。
場合によっては手術を勧めることもあるかもしれません。腰痛の原因がはっきりしてかなり症状の悪いものは手術する必要があります。その一方で、手術を必要としない症状も多くあります。こちらの方が多いと思われます。そのような場合、湿布や痛み止めの薬の処方をして終わってしまうことが多くあるようです。なかには、原因や予防法のどちらも教えてくれないところもあるようです。
鍼灸やマッサージは痛みの緩和や疲労の回復に有効です。
特に急性的な症状には割と有効かもしれませんが、慢性的な症状には一時的に痛みを和らげることができても根本的な改善をすることはなかなか難しいかもしれません。
腰痛の原因として、姿勢の悪さ、筋肉(筋力・筋量)のアンバランス、足腰周りの筋力や柔軟性の低下、非対称な動作の多様など、様々なことが考えられます。
これらの身体的な原因をストレッチやレジスタンス・トレーニングなどのエクササイズなどによって改善することが出来ます。腰痛を完全に治すことは出来なくても良くすることは可能です。
腰痛の人のトレーニングとコンディショニングもみています。多くの人の場合、普通の基礎的なエクササイズをしっかり実施しただけでよくなっています。なかには当初は歩くことも容易でなかった人が、週1,2回ゴルフをしたりダンスを踊ったりすることも可能になりました。適切なエクササイズを継続して行った結果です。
腰痛のためのエクササイズといっても、特別に難しく考える必要はありません。
ストレッチングで背・腰・ハムストリングの柔軟性を高め、簡単なレジスタンス・エクササイズで足腰まわりの筋力を高めることが基本です。
具体的にはクランチで腹筋を、ウォーキングやスクワットで膝・股関節の伸・屈筋群を意識してバランスよく強化することです。また、マッサージなどを定期的にいれ、筋肉の持続的な緊張を和らげたり、疲労回復を促すのもいいでしょう。
大切なのは自分自身のペースで徐々に足腰の筋機能を良くしていくことです。このことは、日常生活でちょっと注意するだけで容易にできます。例えば、エレベータ、エスカレータを使わずに階段を使って昇り降りする。毎晩テレビを見ながらでもストレッチをするなどです。
ちょっとした毎日の習慣を見直すだけで、慢性的な痛みも改善させられるかもしれません。
Dr.J.Y.
山内潤一郎
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