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ダイエットボディー生体運動能力

「10種競技とか何でも出来るのが理想的な身体能力なのかなっと思っていたんです。パワー能力を身につけてから、特定競技への転身した方がマルチで凄い選手を生むのでしょうか。」

ストレングス(筋力)、エンデュランス(持久力)、スピードの3つの生体運動(バイオモータ)能力は全てのスポーツや身体活動で必要ですが、各スポーツの特徴に応じて異なった比率で要求され、お互いに影響しあっています。したがって、各生体運動能力の間には各能力を明白に区別するラインは存在しません。むしろお互いにそれぞれの最大の能力を引き出すために密接に関係しています。各生体運動能力のコンビネーションはスピード−ストレングス、スピード−エンデュランス、ストレングス−エンデュランスという能力によって示すことが出来ます。スポーツでの各生体運動能力を簡易に定義すると以下のようになります。
ストレングス(strength 筋力):筋肉(筋あるいは筋群)が最大の力を発揮できる能力。
エンデュランス(endurance 持久力):筋肉(筋あるいは筋群)が疲労せずに持続的に力を発揮できる能力。
スピード(speed):筋肉(筋あるいは筋群)が瞬時に短縮できる能力。

ストレングス(筋力)はさらに大きく最大筋力、スピード‐ストレングス(パワー)、ストレングス‐エンデュランス(筋持久力)と大きく3つに別けることができ、これらも各スポーツの特徴に応じて異なった比率で要求されています。これら3つの能力の向上を考えた場合、最大筋力の向上は基本となり大切になってきます。
パワー能力向上のためには最大筋力とスピードの両方の向上がカギになります。つまり、高いパワー能力の取得は特にスピードや筋力の比重が高いスポーツには有効です。
しかし、マラソンなど極端にエンデュランス(持久力)能力が要求されるスポーツではパワー能力だけの向上はあまり有効でありません。このようなスポーツではエンデュランス(持久力)能力を特異的に伸ばしながら、他の能力も補強していった方が得策です。
その他にも柔軟性などの能力もこれら生体運動能力の良し悪しに影響しています。

したがって、自分がどのようなタイプのスポーツをしていて、どの能力をメインに伸ばし、どの能力を補強していった方がいいのかを理解することはスポーツ特異的な能力を伸ばすために大変重要なことです。

山内潤一郎