下り坂歩行における杖の有効性
|
|
「先日、登山に行ったら次の日にものすごく筋肉痛になりました。もっと体力をつけなきゃなぁと改めて実感しましたが、なにかほかに筋肉痛にならない方法ってありますか?」
筋肉痛の主な原因は上りではなく下りです。
登山では登頂後の下りで大きな力を持続的に出し続けられる筋力をつけることが大事です。
登りで力を使いきってしまうと、下りで十分な力発揮が出来なくなってしまいます。
ただでさえ下りでは大きな力発揮が要求されるのですから、これでは身体を支えることができなくなり転んだり、滑ったりして、ケガをしかねません。
そこで、ケガをしないため、あるいは筋肉痛になるのを低減させるために、下山の時に下肢へかかる負担を逃がしてあげる必要があります。
登山の熟練者は、このような下山での歩き方を身につけています。
なかなかこのような歩き方をすぐには習得することは難しいですよね。
やはり、ある程度の場数をこなし、経験をつむ必要があります。
しかし、熟練者ではなくても、ちょっとしたことで下山の時に下肢にかかる負担を軽くすることは出来ます。
その1つに、杖を使うことです。杖を使うことによって、片脚にかかる体重を分散すること出来ます。
次に、急斜面を避け、ジグザクに歩き、なだらかな斜面を下りていくことです。
他には、膝にサポーターをすることや、定期的に休息をとることなども大事です。
このようにいくつか気をつけることで、筋肉にかかる負担を減らすことが出来、筋肉痛も軽減できます。
山内潤一郎
|