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ダイエットボディー加重エクササイズのダイエット効果

「身体の一部に何かしらの方法で重りを着けてダイエット効果を促している商品がありますが、余計な負荷を身に着けて運動することによってどの程度の痩せる効果が得られるのですか?」

巷に存在する様々なダイエット商品の中に足首や手首、あるいは脚や腕に数キロの重りを巻くバンド、重量を加えた靴、重りを加えられるベストジャケットなど多くのものが流通しています。

さて、その効果は如何程なものなのでしょうか。
経験的にも、例えば小学生の頃に多くの教科書をランドセルに入れて背負って学校を行き来するとき、あるいは1人暮らしをするようになって買い物をして荷物を抱ヲて家に歩いて帰るときや、休みの日に水や食料などと共に様々な登山用品を背負って山歩きをするときは、何も荷物を持っていないときに比べて、明らかに「楽さ」が違うこと、また疲れの度合いもかなり違うことを知っています。
事実、余計な重りを身に着けて運動することは筋肉に余計なエネルギーを消費させています。

科学的な実験からも、過体重で運動することによって身体は余計にエネルギーを消費することが報告されています。
近年、Puthoff et al.(2006)は上半身に体重の0%, 10%, 15%, 20%の重りを加えた特殊なベストジャケットを着て5段階のスピードで4分間ずつスピードを上げて合計20分間歩行したときの酸素消費量への効果を検討しています。その結果、重りを身に着けて歩いたときの酸素消費量は何も身に着けずに歩いているときに比べて増加しました。また、この増加は歩行速度に依存していました。つまり、速く歩けば歩くほど酸素消費量は増加するのです。同じ速度での歩行では、体重の10%の重りを身に着けてゆっくり歩いたとき(0.89m/sec)でも何も着けないで歩いたときよりも酸素消費量は6%増加する効果がありました。また、ベストジャケットの重さを体重の10%から15%に増やしたときはそれ程大きな違いがみられませんでしたが、体重の15%から20%に増やして歩いた時は他のどの重さの過負荷よりも多くの酸素を消費しました。

この結果からわかることは、身体に余計な負荷を加えて運動をすると酸素消費量が増える。つまり、エネルギー消費量が増えてダイエット効果があるといえます。逆に普段から快活に速く歩いている人が負荷を加えることによって歩行速度が遅くなってしまうと、エネルギー消費の効果は併殺されてしまい、それ程ダイエット効果は望めないかもしれません。

もちろん、身体に余計な重りを着けても何もしないで座っているだけではその効果は期待できませんよ。

山内潤一郎